出版を目指す上で、誰を信じますか?

出版実現コンサルタント@山田

2015年10月21日 12:21

私の出版企画勉強会では、あえて人の企画に意見を言う場を作ってます。

それは、自分のことはよく見えなくても、人のことはよく見えるので、そういうコトを繰り返しながら、出版企画の考え方を身に付けてもらいたいんです。

そう、自分のことはよく見えなんです。

出版企画勉強会は出版実現セミナーの翌日に開催されるのですが、出版実現セミナーを受講して、勝手に「私はまだまだだ…」と思い込み、出版企画勉強会をキャンセルする人が意外と多い。

でも、「私はまだまだだ…」って自分で勝手に判断した企画が、実はそのまま出版できるぐらいの内容であることも少なくありません。

実際、キャンセルの連絡を私に直接された方には、留意するようにしていますが、そのまま出版が決まったケースもあります。

自分で自分のことをジャッジするだけならまだしも、たまに周りの方にジャッジを委ねる方もいらっしゃいますね。

元書店員とか、元印刷屋さん、元雑誌編集部の編集者、元出版社の営業部だった人、書評家…出版のことに詳しいようで詳しくない人たちです。

これがまたたちが悪いんです。
自分たちが本の専門家であるかのような物言いをしますからね。

そういう人の意見を聞いても、参考になることは少ないです。

だって、リスクもなく、責任もない蚊帳の外の人たちですからね。
発する言葉もそれっぽいことを言いますが、根拠や裏付けが、訳の分からないところにあることがほとんどです。

自分の出版ですから、誰を信じるのも自由ですが、周りの意見を聞きすぎて、身動き取れなくなってしまったら本末転倒ですからね。

関連記事