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出版はさせてもらうのではなく、するものです

私が出版セミナーなどでお話しした後に、懇親会でよく聞かれる質問があります。

それが、『私、何で出版したらいいですかね~?』ということ。

たぶん、この質問が一番多いはずです。

で、私の回答は、『知らんがな!』です(笑)

編集者に言ったら嫌われますが、出版はツールです。
ツールである以上、目的があって、その目的を果たすために活用しなければなりません。
つまり、あなたが何で出版するかは、あなたの目的次第。
その目的を知らずに、何で出版したらいいかなんて分かりません。

もっと言えば、出版は“させてもらう”のではなく、“する”ものなんです。
ここを勘違いしてしまうと、編集者にヘンに企画をねじ曲げられて訳の分からない本を出版させられることになりますから、気をつけてくださいね。
そうやって出版してしまった著者の末路は、なかなか悲惨な結果になりますよ~

そもそも、編集者としての立場で言えば、あなたが出版したいと思っているだけで、編集者側から出版してくださいとひと言も言ってはいないはずですからね。
そういう立場的な感情も交えて考えたら、絶対に『私、何で出版したらいいですかね~?』なんて聞いちゃいけないんです。

出版を目指す以上は、明確に目的を決めて、その目的を達成できる企画以外では、絶対に出版しないぐらいの強い意志を持って、編集者と対峙してください。

出版することを目的にしてしまうと、本当にろくなことにならないですからね。


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Posted by 出版実現コンサルタント@山田 at 12:32 │出版を目指すなら